ネットのアプリから端を発したアニメではあるが、これが大不評だったらしい。

しかし、劇場版までもあるのだからグッズで釣った可能性が高いな。














観終えた。

絵師によってキャラのデザインがバラバラだった艦これだったが、アニメでは統一された分だけ良かったのかも。

しかし、敵というのがこのアニメでは漂白されている。

敵が丸で不倶載天というわけでもなく、日常における大きな仕事を片付けるといったような感じである。

戦争ものが明らかにテーマなはずなのになぜかこのアニメはそんな感じがしないのだ。

ずっと、どこまでも日常。

カレーを食べたり、お風呂入ったり、喫茶したり、お友達で居られることが殆ど。

気になるのは艦娘らが提督提督と目の前にして話しているのにその提督の姿が見当たらない。

最終回でも提督に向かう艦娘ではあったが、提督こそが主人公だったのね。

昔、臭作というアニメで真のヒロインがパソコンに向かうプレイヤーに外に出なさいと諭すシーンがあったが、あんな感じであろう。

主人公達の立ち位置が変わらなければ、これは日常系のアニメなのだ。

続篇が作られるようだが、日常から少し離れた非日常を演出するものだろうと思う。