2020年の東京オリンピックまでオタク文化が一掃されなきゃいいけど

タイトルの通りです。 オタク文化を権力に縋る連中から守るためにブログを書くことにしました。 微細な力ですがどうかよろしくお願いします。

未来アニメ

セカイの終わりその3 アルファにしてオメガのシン・エヴァンゲリオン

シン・エヴァンゲリオンが100億円行くかどうか懸かっている。

オタク系ロボットアニメが興行収入100億円に届くか、終映まで後僅かとなったが行く末を占う。

届いても届かなくても、世間を巻き込んだアニメとして記憶に残るだろう。

色々なところで論評がなされているので余り言うことではないが、セカイ系の始まりでもありそして終わりでもある。

人はいつまでも子供のままでいる訳にはいかない。
人は歳を取る。
ごく単純なことである。
しかし、父親が長生きし過ぎた。
長生きし過ぎた父親が子供達の成長を阻むことになろうとは。

これは、今のこのコロナ禍でも言える。
親というよりも年寄りが長生きし過ぎて後世の成長の阻害をさせている。
シンエヴァは旧世代と新世代との対決となろうかと思ったがそうはならなかった。
所詮戦後民主主義生まれの年寄り達と子供達が真っ向から闘える筈もなく、落とし所をつけるべく所謂和解の申し出という結果に見えた。

「正」と「反」との行く先に「合」があるようなそんな感じ。
アウフヘーベンAufhebenということらしい。

だが、現実はこの和解すらない。

殲滅でしかない。

未来少年コナンだったら旧世界の人間は新世界の子供達に明け渡すという「大人達」の選択を見せたが、シンエヴァの場合は、勿論そんな対立もなくやはりそこは未来少年コナンと同じく「大人しく退場」したことだろう。

大人達があまりにも情けない。

子供に大人達が情けないことを見透かされてしまっているのだ。

大人が長く生きた分だけその醜態を晒し続けて子供に説き伏せられることになるのである。

燐鉱石で豊かになっていたナウルという島国の逸話を思い出す。
信天翁(アホウドリ)の糞から採れる燐鉱石によってナウルは一気に豊かになる。
島民達は働くことを辞めて(止めてではない)豪奢の限りを尽くした。
島民が日本のディズニーランドまで遊びに来ていたという。
とは言っても資源は無限にある訳でもなくいつしか掘り尽くしてしまうのであった。
遊び尽くした島民達は働くことすら忘れてしまったのでどうやったらお金が楽して入るかと言うことしか頭になかったという。
マネーロンダリングの地にもなってしまったりと散々である。
そして働きもしないから島民の健康状態も悪くなり肥満率も多くて糖尿病患者数も多くなってしまったという。
流石にこのままではいけないと言うことに気づいた若者達は漁に出かけたりと大人達がすっかり忘れていた労働を真面目にするようになっていったと言う。
燐鉱石は掘り尽くしたと言う訳でもなく、採掘方法も編み出されていて幾らか収益を得ていると言う。

未来少年コナンもこんな感じだろう。
文明に溺れた世代を他所に今の世代が必死になって今を生きているのである。
エヴァはこれまで「だからみんな死んでしまえばいいのに」だったのにシンエヴァになってからいつの間にか「生きる」という選択肢を選ぶようになった。
死ぬことが幸福ではないというのはこれまでのエヴァシリーズを通して語られて来た。
何度も碇シンジを助けに来るのは渚カヲルである。
丸でミチビキエンゼルではないか。
ドラえもんのミチビキエンゼルはこの道を通らなければのび太が不幸になると進言する(殴り続ける)のだが、のび太は不幸になってもドラえもんが助かる道を選ぶのである。
寧ろミチビキエンゼルじゃなくてカヲルがドラえもんそのものといった感じだ。
現実の庵野秀明の周りは守護天使だらけである。
空から降って来た少女が正にヒロインになろうとは。
このヒロインを選べばバッドエンドになるという「現実」を突き付けられるのだが、旧劇はそれやってしまって物凄く大反撥を食らってしまったのである。
エヴァが放送されてから四半世紀も経つ。
子供は直ぐに大人になる。
分からなかったことが今になって分かる。
それが大人になるということである。

本田透が旧劇で裏切られたとして必死になって自ら萌えを内包して自力救済に努めたと言うが、その本田透自身もセカイを知るようになって現実を受け容れるようになっていく。
文字通りの井蛙の故事成語を思い浮かべる。

井戸の外から出た蛙は今後厳しいセカイを生き抜くことさえも分かっているが十分に生きていけるだろう。

シンエヴァはセカイ系としては終わったが蛙達は今外に出たばかりなのである。

ソードアート・オンラインⅡを観終えて

漸く観終えた。

二年越しだった。

阿呆らしい。

なんで溜めたんだろうと思ってしまう。

余裕がなかったのかなと思う。

映画化するというのだからその前に観終えないという観念に囚われた。

本放送が終わった後にSAO展が始まったもんだから観もしないうちに行ってきた。

だから、このキャラは一体何なのかさえ分からずに観ていたのだが、あの展示もネタバレ的なものはなかったようにも思える。

観ていくうちに漸く理解したのだが、正直感想としては「面白かった」と言える。

前回も面白かった。

その期待もあって今回も観たが、前回は星5つとしたら星4つといった所か。

余りにも、というかシノンの業に対してキリトの業が取ってつけたような合わせたように感じた。

第一部完の時はその主張をするために遠回りだったのかと思えば、妙に納得もできるものなのかと感じる。





ソードアート・オンライン abec画集
abec
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2016-01-19
































考えて見れば、ソードアート・オンラインの世界は今から10年後の世界、というか9年後に差し掛かってしまった。

2015年を過ぎたが未だに汎用人型決戦兵器は出て来ない。

デバイスの進化はなされたが、スマホとかだが、それ以外は止まったままだ。

ドラえもんを観ればよく判る。

願いは最先端だが、デザインはその時代のものの縛りから離れられない。


SAOは少し遠くない(遠くなくなった)未来だから雰囲気は現代止まりを演出させたのだろうか。

キリトもアスナも今なら7~8歳位なのだろう。

シノンが小5の時に強盗を撃ち殺したとされるが、シノン5年生の割には小さいな。

TOUGH外伝の龍を継ぐ者では姫次が小学生の時に人殺しをしたような感じにも似てなくもない。

シノンは公式では銃が暴発して犯人が勝手に死んだことにされているので人殺し扱いされていない。


シノンのトラウマシーンを演出させたかったのだろうけど、それは余り強くないようにも思える。

個人的には「いらないな」と思える。

前作の方がゲームの死が現実の死とリンクしていた緊張感が味わえていたのではないかと思えてしまう。

シノンの視点中心と捉えるとそう「弱く」感じるのだろうけど、キリト視点と捉えるとデスゲームのトラウマが残って未だに引き摺っているのをどうやって克服していくのか見ものだったのだが…。

何時の間にかキリトのそれが克服されてて拍子ぬけた。

あの病院での看護師さんのカウンセリング受けて克服したのかとそう考える。


この作品はバーチャル(仮想空間)では決して起こり得ない現実の死を背にした物語、もう一つの現実があると言わせたかったのだろけど、一期のデスゲームのインパクトが強すぎて二期以降でもそれを用いざるを得なくなった訳なのだろう。

反復というようなものか。

ジャンプで言うところの敵を倒したらまた次の敵、同じようなバージョンアップに囚われる因果に苛まれるような物だろうか。

二期の前半(ファントム・バレット)はそれを演出させ、後半の第一パート部分(エクスキャリバー)は死こそ無いものの、後半第二パート(マザーズ・ロザリオ)では現実に死にそうな人がネットに意識を仮託させた話である。

死が側にないとこの作品の面白さが出て来ない。

それないと単なる将来から目を背けるネトゲ廃人の話になるだけだ。

現実にアスナはそれになりつつあった。

将来から目を背けてバーチャル(現実でも会っているが)な先のキリトに現抜かしているのだから。

アスナがずっと目覚めずにネットの世界で生活していたからすっかりと現実世界を忘れてしまったようである。

母親が将来を悲観するのは宜成物哉。

バーチャルでは成長しない。

そのままである。

シノンにストーキングまがいのことをしていた男も現実世界に挫折してバーチャルに居場所を見つけようとしていた。

まあこれ、何かというとオウム真理教じゃないか。

あるいは現実に絶えられなくなったマトリックスに出て来る機械側に情報を売り渡した男とか。

現実は惨めな自分、現実に逆らえない自分、バーチャルが自分を許してくれる。

でもこの作品って、バーチャルだからこそフラットになれるということを表したかったのではないかと。

オウム真理教とは言ったが、ストーキングまがいのことをしたやつも現実世界では普通にスペックが高くてキリトが膝蹴りをかましても怯むことなく逆転するほど力がある持ち主である。 

一番になれない人の苦し紛れってところなのだろう。

こう言う人は至る所でどこにでもいる。

下に堕ちたくないから別の世界で一番になろうとする考え。

この仮想空間の世界は死んだら抜け出せないとあったが、沼に嵌まれば抜け出せないようなものである。

エクスキャリバー篇では死なない安心感があっても、現実世界を嫌がり抜け出したくないとなるともう死んだも同然である。 

正直に考えるが、二期も面白かったがある意味少年誌にありがちな展開で多少食傷気味を感じていた。 

次はあるのだろうか?

ゼロ魔はほぼ最後までアニメで続いたが、ハヤテは話がいくらか抜かされており(アニメではナギたちが家を追い出された話がすっ飛ばされてしまっていた)もうアニメ化の話題さえ無くなってしまった。 

あらゆるアニメは同じような展開の話がリリースされるが、同一作品においてアニメではその次が無かったりする。

DVDなどのソフトが売れればという話だが、原作の話が同じような繰り返しだとアニメでは続かんだろう。

て、考えてみたが殺人事件の解決物では殆ど同じ話なのになぜかずっと続いている奇蹟。

ジャンル違うし別にいいか。

そういや、SAOも新キャラが増えればその次の回には仲間になっていた。

ドラゴンボールや魁男塾的でもあるが、取り敢えずキャラのマイナーチェンジはしないだろう。

キャラのマイナーチェンジ化を防ぐために「死」を設けさせているのかも知れない。

デスゲームの時は早い段階で一緒に旅していた仲間が死んでフェードアウトしてしまったし、ユウキもその回だけで終わってしまった。

こう言う場合は北斗の拳方式なのだろう。

しかしユウキ、今際に自分は社会の迷惑をかけている存在だと言いよったな。

これも見ようによってはメタツッコミである。

オタクたちはそのようにさせられているとでもか。


ネットの強さが現実での強さであれば良いねと思う。

作中はみんな神経すり減らして生き延びているのだから超人だ。


まあ、漫画の世界だよねえ。


 

 

 






































失われた未来を求めてを観て

美少女に取り囲まれた男、という様なギャルゲー的なアニメだが、括りとしては未来からやって来たターミネーターみたいな使者による話だからSF的なアニメになるのだろう。
深崎暮人がキャラデザの原案を務めている様だが余りその色が出ていない様な。













しかし、何故未来を改変しようとするのか、セカイ系に佇む人々にとってはマイルドヤンキーよりも範囲が超狭い世界だから他は御構い無しと言ったところなのだろう。

そういえば元祖セカイ系と言えばドラえもんだった筈。

惨めで貧乏たらしい現実を変える為にドラえもんにのび太の時代に派遣させたんだっけか。

よく、タイムパトロールに捕まらんよなあ、ドラえもんもセワシも。
セワシに続く家系にジャイ子の血が入るのを防ごうとしてたのだろう。

よっぽど、セワシの家系に嫌いな親戚がいるっぽい。

剛田家を排除させたとなると恐ろしい。

しかし、ジャイ子とてのび太と結婚しなければ漫画家の道を進むことだって出来たのだ。

結果的に良かったのかもしれないが、子沢山となった魂は何処へ…?

と、話逸れまくりだが、この話は交通事故でずっと寝たきりになったヒロインを事故から回避すべく過去を変えようとする話なのだが、現代に送られてくる時に記憶と目的を失ってしまうのだと。

お化け、ゴーストの話も回収されたから放ったらかしにされなくて良かったね。

未来から遣わされた子が、当初は人格のない容れ物だった筈なのに、不完全さ故にエラーを起こしてしまい、現代人に愛着が抱かれるようになってしまった。

少し前に流行ったセカイ系だったが、これで終わりかな?


 

 













∞未来
橋本みゆき
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アルドノア・ゼロを漸く観終えて

漸く観終えた。

長い話だったような感じだ。

2クールだから話の流れは前半と後半に分かれる。

 

それ言っちゃあおしまいかな?

未知なるエネルギーを発見して科学が急激に発達するが、地球を出て行った子孫が専制君主国を打ち立てて地球人と戦争をするって話。

この黄金パターンはよくあるな。



これ、芳文社が作ってるんだね。

主題歌もKalafinaだし。

まんがタイムきららがもしもロボットアニメを作ったらというもしもシリーズなのかな? 

悪く言ってしまえば換骨奪胎。

でも、それほど気にならない。

美少女フィギュア(に限らずとも) で同じキャラクターなのにメーカーごとに別々に作って売るようなものだろうか。

よくある、この人のこういうような話が見たい、と言う感情なのだろうか。

テーマはあるが、斯くもロボットアニメだとこのようなパターンが作られる。

しかし、Kalafinaの歌う主題歌の歌詞がこの作品の全てを表しているようにも思える。

主人公がサイボーグになるのって中々ないよなあ。


 

 

 






















リスアニ!Vol.20 (M-ON! ANNEX 591号)
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2015-02-09








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しかし、最近のロボットアニメはロボットのフィギュアじゃなくて人物キャラクターまでもが売り出されるとは、世の中完全に変わったよね。

ロボットは最早代替可能な下駄履きと言う概念に。 

ブレイクブレイドを観終えて。

ロボットアニメを観るつもりはないんだけどさ、アニメって大体はハーレム系、学園系、女子達の日常系、そしてロボットアニメーションばっかり。

後は優男系の腐女子向けアニメだろうか。

このアニメに関しては特に言うことはない。

冗長で退屈だった。

設定を深く切り込んだつもりなのだろうけど、薄っぺらい感じがしてならなかった。

所謂セカイ系的な感じ。

いや、本田透的で言うとキモい系なんだろうか。

どうでもいいが。




12話で終わったからこれ以降はないのだろう。

なんか必ずどのアニメもロボットアニメを作れという指令でもあるのか? 






















 










劇場版が先なんだね。
共通良識は多数派の情緒、諸行無常、朝聞道夕死可矣、民可使由之不可使知之、倉廩實則知禮節衣食足則知榮辱、井蛙が良。 新居昭乃、宮澤賢治、本田透、英霊の声、蜘蛛の糸、まどか、まほろ、Fate、みなとそふと系、MATRIX、ドラえもん、ジブリ、エヴァ、マサル、アンパンマン、北斗の拳、夜勤病棟、君の名は。美術館と格闘技が好き。
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