一気に観ようと思えばサクサク進むが、これって同じ舞台でも前作とは趣が違うのだなと思った。
と言うのも、バトルアニメの筈なのに余りバトル描写がない。
バトルと言っても式神系のキャラを戦わせるのだが、 殆ど出てこない。
記憶を無くした少女を取り巻く日常のお話である。
ラスボスが唐突に出て来るがこれもバトルではなくイベントを通過したような感じだった。
原作は女神転生シリーズの外伝的なものであるペルソナシリーズではあるのだが、やっぱりゲームを楽しむための宣伝なのかなと思ってしまった。
CMがそればっかである。
今、ゲームが売れないから番宣と兼ねているのだろう。
しかしゲームとアニメのタイアップって昔から行われているし何ら不思議なことではない。
関係ないけど熱血硬派くにおくんの生みの親ってテクノスジャパンからアトラスに入ってその後くにおくんの版権の管理会社を作っているようだとか何とか。
メガテンシリーズ作ってたアトラスも紆余曲折あったよなあ(´・ω・`)
会社がなくなったかと思えばブランドだけ存続してその後だけどそのブランドだけを持ってた会社が潰れて残った人達がアトラスを復活させたとか何とか。
ゲーム会社が20年も続くとは限らないんだよなあ。
殆どのソフトメーカーは競合会社と合併をしてソフトを作っている。
余暇を楽しむと言う暇すら無くなったからゲームにもお金が使われない。
ケータイに比重が置かれてるから挙ってゲーム会社もそこに流れてしまっている。
いつの間にかゲームの話になっている。
原作ゲームのアニメってそう言えば戦国BASARAとかもあったなあ。
ダンガンロンパもそうだし、この前感想を述べたブレイドアンドソウルもネトゲだった。
艦これも課金制のネットのゲームだった。
今や一般ユーザーも消えていなくなりコアな層のみが残ってしまった。
どうも偏頗のような気がする。
パイが限られているからユーザーに嫌われないような努力(媚び)も若干見受けられるよなあと思う。
今回のペルソナ4ザ・ゴールデンに関しては面白かったし、最近のアニメの特徴として誰も不幸な人を作り出さないと言う多分にも漏れず結果を提示していると思う。
消える運命にあるかと思えば、消えない。
最後はみんなと一緒である。
後味悪くさせないのが最近のアニメである。
話を少し逸らすが、まどか☆マギカもみんないなくなってしまうのに劇場版ではみんな揃ってしまった。
オタクは独りになるのがやっぱりきついのだろうとさえ思える。
男サイズって何!?
人と付き合うのが苦手な少女が準主役だったね。
自作ポエム作ったり中々中二病的ではないか。
本当は自分自身なのにそれを他者化している。
誰か構ってくれる人を待っているのだろうか。
アニメ作る上で戦闘を避けて日常を描いたって感じ。
本当はこうした日常を得ることが難しいのだと思う。
以前は戦闘こそが非日常だったのに、日常が彼らにとって「非日常」になりつつある。