自分のペンネームも、その時に送った時からの由来。
夜勤病棟というアニメがリリースされてたけど、その時はまだDVDではなくテープの時のVHSだった。
まだまだDVDレンタルという時代ではなかったんだね。
そのG-typeは、メガストアという白夜書房系の子会社のコアマガジンから発行されたパソコンゲーム雑誌の別冊からだった。
メガストアの表紙ってうめつゆきのりが描いてたけど、凄かったねえ、アレ。
あの表紙で買おうとする猛者っているのかと思ったが、意外と息が長かった。
夜勤病棟と言うミンクが出していたパソコンゲームがあったけど、あれがソフトと同時にアニメもリリースされていた。
パソコンゲームを普及させるためにアニメとほぼ同時にリリースさせるというメディアミックスは今でこそ珍しくはないがなされていたこともあり、その戦略は見事当たり、今では考えられないことだが一本発売する毎に一万本売れていたのだ。
夜勤病棟は全12巻か14巻くらい出ていたが、14万本売れていた。
今は5000でも売れればいいに越したことないのにその比じゃねえ!
特典予約のテレカくらいでも十分に売れていたのだから凄い。
なんかいつの間にか夜勤病棟のヒストリーを語る話になったが、それだけ、美少女アニメは夜勤病棟で支えられていたと言っても過言ではない。
あのアニメのキャラクターデザインは、学校の怪談やICE(秋元康原作で大島優子も声当ててたアニメ)というアニメのキャラデザも行っていた。
監督はアニメGTOも手掛けていた人で、この夜勤病棟のスタッフは元々スタジオぴえろにいた人達が美少女アニメを手がけ、その専用の会社で製作していた。
ぴえろは80年代の魔法少女ものアニメを作っていたのだからもう何かしら昨今のアニメを牽引するような流れを作っていたんだよねえ。
そこから分かれたセブンエイトという会社が夜勤病棟やとらいあんぐるハート、アンバランスと言うアニメを作っていったのだが、そこで作っていた監督が今物凄い作品を手掛けているのだ。
リリカルなのは、魔法少女まどか☆マギカ、もう後は何も言うまい。
夜勤病棟弐はセブンエイトではなくスタジオ九魔だったが、この人達もフリージングというアニメを描いている。
夜勤病棟参の方をリリカルなのはを作ってる人が手がけてたが、その頃既に打ち切り路線となってしまってリリースされなくなって非常に残念無念でならない(´・ω・`)
と言うよりも、美少女アニメの風当たりが強くて作りづらくなってしまったから一般向けに作らざるを得なくなってしまったのだが。
夜勤病棟も遺作臭作鬼作シリーズも元々SM系なゲームだったのに、今、そう言うゲーム作られないよなあ。
今じゃなんだか泣きの要素ばっか入ったものしか作れないのか(´・ω・`)
ミンクは夜勤病棟から恋の恋とか夜勤病棟零とか作っているけど、セブンエイトはまたアニメを作ってくれないかなあ(´・ω・`)
希望ばっか言ってもしょうがない。
打ち切り路線と時期が重なって、G-typeもページ数を減らし、薄くなっていった。
美少女アニメもリリースすることはあってもそれが殆ど単発で終わってしまう。
最終的には4年前の都条例(東京都青少年健全育成条例)改正の煽りを受けて、自ら刀を納めてしまったのだった。
G-typeの出していたコアマガジンは別冊のG'sisterとか言うアレな雑誌も出していたが、度々警察から注意とか受けていたらしい。
何か事件が起こる度に発行休止とか、もう凄いのなんのって。
それが、去年の春頃のガサ入れでコミックメガストアが摘発に遭ってしまった。
みんなスルーしているが、これほどまでに赦し難い物はなかった。
漫画なのに、何故摘発されるのか。
これでは松文館裁判の再来ではないか。
参議院選とか、オリンピック招致見越しての摘発だったとしか思えん。
このブログタイトルはそれを憂慮するために作ったのだが、事態は増々瀬戸際である。
都知事選でも表現規制は争点にならない、と言うよりか都条例如きでは警察権力はそんなもの無視して引っ捕らえるからである。
『猥褻』 とかいう文言さえあれば捕まえられるのだから。
本気で、権力者はオリンピックの為にこういうエログロナンセンスを潰しにかかるのだろう。
この表紙はまだマシか(´・ω・`)